NURBS曲線による真円の描画
次数の選択:
NURBSによる真円の表現について
現在、2次のNURBS曲線を使用しています。
1次NURBS曲線 (p=1):
- 制御点: 5点を使用(円周上の90度ごとの点と重複する始点/終点)
- 重み: すべて1.0に設定
- ノットベクトル: [0,0,1,2,3,4,4]
- 注意: 1次NURBSでは真円を正確に表現することはできず、多角形近似となります。
2次NURBS曲線 (p=2):
- 制御点: 9点を使用(円の1/4ごとに2点と原点から見て45度方向に1点)
- 重み: 角の点は1.0、45度方向の点は√2/2(約0.7071)に設定
- ノットベクトル: [0,0,0,1,1,2,2,3,3,4,4,4]
3次NURBS曲線 (p=3):
- 制御点: 13点を使用(90度ごとに3点)
- 重み: 0度、90度、180度、270度の点は1.0、中間点は適切な重みを設定
- ノットベクトル: [0,0,0,0,1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4]
- 中間点の位置係数: 0.5522(ベジェ曲線で円弧を近似する標準係数)
4次NURBS曲線 (p=4):
- 制御点: 17点を使用(より細かい制御)
- 重み: 主要な点は1.0、中間点は適切な重みを設定
- ノットベクトル: [0,0,0,0,0,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,4]
- 4次では制御点がより多く必要ですが、滑らかな曲線を得られます