コンピュータグラフィックス論 課題

2005 2.2訂正

T プログラミング課題

下記のプログラミング課題において4問中少なくとも3問を提出せよ。

インタラクティブ性のあるプログラムが理想であり、それを遠隔地でも評価するにはJavaで作成すると効果的であるので、可能な人はできるだけJavaAppletを試みて下さい(この場合画像サイズは300x300以下でもよい)。C言語とOpenGLを用いて表示する方法でもよい。 この際、出力例がカラー画像の場合、それを評価して欲しい人は、自分のホームページに画像を置いて見れるようにしてもよい。
注; 誤字等があれば訂正するので、このページを更新するので再度確認して課題を提出してください。
/~nis/junk/lecture/VisRep05.html

課題1 Bezier曲線、Bスプラインの描画プログラムを作成せよ。

課題2 波揺れる水面をシミュレートし可視化するプログラムを作成せよ(配布資料[2]参照)。


図1 水面波の表示例 左:海面の表示 右:インタラクティブに水面に波をおこす

課題3 2次元空間でテクスチャマッピングを行うプログラムを作成せよ(配布資料[4]参照)。


図2 テクスチャマッピング 左:用意した元テクスチャ 真中:4点を指定 右:指定した4点による4角形にテクスチャをマッピング

課題4 3次元ボリュームデータのレンダリングを行うプログラムを作成せよ(配布資料[6]参照)。 


JavaやX-windowの使用方法を勉強する時間のない場合は、次の方法でもよい。すなわち、スクリーンを想定した配列を準備し、それに輝度情報を書き込み、準備したツールで可視化する。画像サイズは500x400程度とする。ただし、プログラムリストと結果のハードコピー(PostScript形式にしプリント)を提出すること。この際、画像をセーブすることが必要になるが、保存の画像形式およびそのプログラムは資料を参考にして下さい。

注:プログラミングが困難な学生は相談に応じてレポート課題を提出する方法も考慮します(メイルしてください)。

参考資料(配布資料)
[1] A. Iglesias, "BEZIER CURVES AND SURFACES"
[2] A. Iglesias, "BSpline and NURB CURVES AND SURFACES"
[3] 西田 「CG数理;自然物レンダリング」
[4] A. Iglesias, "TEXTURE AND BUMP MAPPING"
[5] A. Iglesias, "ILLUMINATION MODELS"
[6] C.Bajaj "An Introduction to Computational Visualization"
 

U レポート課題

  1. 放物線を2次の有理Bezier曲線で表す場合、制御点と重みを算出する式を 求めよ(資料[1]参照)。
  2. 2次のBezier曲面Cと直線Lとの交点を算出する式を導出せよ 。また、交点 での法線を算出せよ。
  3. ボリュームデータの可視化の方法にMarching Cubesという方法があるが、 この方法について説明し、長所欠点を述べよ。
  4.  A−Pachesとは何か説明せよ(資料[6]参照)
参照URL
締切: 2月17日(木曜)  結果は各自のホームページに置くか、印字して事務室に提出、あるいはメイルに添付して下さい。

連絡先:email: nis@is.s.u-tokyo.ac.jp 電話: 内線24106 (西田研究室): /~nis/